申請中は入管から連絡があるまで待つしかありません:出入国在留管理庁からのお知らせ

先月、以下の記事にて入管の審査期間が延びていることをお伝えしたところです。

2024年10月16日、出入国在留管理庁のウェブサイトに「在留諸申請を行っている皆さまへのおしらせ」がありました。

個別の審査の進捗状況(進み具合)、審査の終了時期などについては入管は一切回答しません。以前からそうだったのですが、審査期間が延びていることで入管への進捗状況の問い合わせが殺到しているために、公式にアナウンスしたのだと推測されます。

お知らせは出入国在留管理庁のウェブサイトにてご確認ください:

審査期間が延びているのは、膨大な申請量とそれに見合わない審査人員数が原因であるため、申請する側としてできることは、明確でわかりやすく、一貫性のある申請資料を作成して提出することだけです。

申請後は入管からの連絡を待つしかありません。

入管のお知らせには「オンライン申請で進み具合を確認できる」との記載がありますが、実際は申請受付番号のメール到着から追加資料提出通知や許可・不許可通知がくるまでは「審査中」のままです。気長に待つしかありません。

また、審査中に追加資料提出についてのメールを受け取ると、オンラインでの申請状態は「審査中」から一旦「追完待ち」に変わるはずなのですが、「追完待ち」にならないことがあります。その時は入管へ電話して「追完待ち」の表示に変更してもらうか、書類を郵送で送るしか方法はありません。

なお、入管が行政書士に対して、連絡用に専用電話番号を割り当てていることはありません。みなさんと同じように、入管と連絡を取るしか方法はありませんので、行政書士に進捗状況を尋ねても、入管の答えと同様「審査中」の回答だけです。

ご理解の程、よろしくおねがいいたします。