印鑑登録は、住民登録した居住地の市区町村(市役所・区役所など)でおこないます。
登録した印鑑を一般的に「実印」と呼びます。
印鑑を登録すると、その印鑑の持ち主を証明する書類として「印鑑証明書」が発行されます。印鑑証明書は、書類に捺印された印鑑が間違いなく本人のものであることの証明および捺印者の証明となるもので、主に法人・不動産の登記、公正証書作成、重要な契約書や委任状などに押した印鑑と押印者を証明するために使用されます。
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印鑑の登録
印鑑の登録申請は,住民登録している市区町村窓口へ直接本人が出頭し,申請します。当日登録が完了し、即日印鑑証明書を受け取ることが可能です。
持っていくもの
- 登録するハンコ
- 身分証明書(運転免許証、住基カード、在留カードなど)
- 登録費用(料金は市区町村で異なります。1件につき0~200円程度。)
登録できる印鑑
登録できる印鑑は、おおよそ以下のとおりです。ただし、市区町村によって異なる場合がございますので、必ず市区町村窓口にご確認ください。
一般的には、直径16.5~18mmの円形で、日本人男性であればフルネーム、日本人女性の場合は名のみ、外国人の場合はカタカナで姓が記載されている印鑑が多いようです。
一般的に、外国人の場合はアルファベットもしくは住民登録の際に登録したカタカナ表記が文字として使用できます。アルファベットとカタカナの組み合わせはできません。
登録できない印鑑
- ゴムなどの変形しやすい材質で作られたもの
- 規格外のもの
- 印影が不鮮明なもの
- 外枠がないもの
- 極端に図案化したものや、本人の氏名と認め難いもの
- 生年月日など、氏名以外の文字を付記したもの
- 他人がすでに登録しているもの
印鑑証明書の交付
市区町村窓口にて申請、交付されます。印鑑証明書は申請したその日に交付されます。判子を持参する必要はありません。
持っていくもの
- 印鑑カード(印鑑登録証)
- 身分証明書(運転免許証、住基カード、在留カードなど)
- 交付手数料(料金は市区町村で異なります。1件につき300円程度。)
印鑑証明書に記載されている事項
印鑑証明書には以下の事項が記載されています。
- 印鑑(実印の印影)
- 登録番号・登録年月日
- 氏名
- 生年月目
- 住所
- 性別
印鑑証明書の様式は市区町村によって異なるため、上記記載事項が異なる場合がございます。
証明書に有効期限はございませんが、官公庁および公式な手続きには提出日の3ヶ月以内に交付されたものを求められます。